RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, pookmark
西郷隆盛
池波正太郎の「西郷隆盛」を読んだ。
正確には、昔読んだものの読み直しである。
一度読んだはずなのに、初めて知ったようなことがいっぱい。
自分の読書の質を改めて思い知らされた。

西郷はまれに見る清廉の政治家だったようである。
例えば、明治新政府の会議における昼食では、
他の者が料亭から弁当を頼んでいたのに対して、
彼ひとり、自宅でこしらえた握り飯を持参していた、という。
上に立つ者がぜいたくをしてはいけない、という考えをひたすら貫いていたらしい。

今、洞爺湖サミットが開催中であるが、
参加者の中にこのような考えの人がひとりでもいるのだろうか、とふと思った。
地球温暖化を叫びながらもぜいたくな接待を甘受している面々の姿しか見られない、
そんな気がするのだが。
author:ロダン, category:読書, 23:59
comments(0), trackbacks(0), pookmark
猫が選んだ本
「百年の孤独」が猫に小判なら、
猫から見たいちばんの本を書いておくのも悪くはないだろう。
ただし、猫ゆえにそもそも読書量自体が多くはないことは、最初に断っておこう。

これまで読んだ小説のなかでひとつ選ぶとしたら、渡辺淳一著「白き旅立ち」かな。
新潮社の小さな文庫本である。
日本で志願解剖の第一例となった女性の物語。
「女性」より、「女」というほうがしっくりくるかもしれない。
彼女は今で言うソープ嬢であった。
だが、あくまでも実在の人物である。
読んだのは学生の時で、クライマックスではポロポロと涙した。

当時、私は休みになると日本全国を旅してまわっていた。
読んだその年は東北地方へのひとり旅をした。
途中、東京に寄った。
数ある観光地や繁華街などには目もくれずに向かった先は、
東京都文京区白山の「念速寺」というお寺。
そこに彼女の墓があると、その小説の冒頭に書いてあった。
丁寧にも地下鉄やバスでの行き方まで記してあったのだが、
夏の盛りの真っ昼間、だらだらと汗流しながら上野駅から現地まで歩いていった。
彼女に会いに行くのに、多少は苦労しないと申し訳ない気がしたのだ。
そして、確かにその墓はあった。
墓地の一番奥の方。
着くや否や、感受性の強い学生は墓の前に跪き、
本を読んだとき以上にぼろぼろと涙を流した。
真夏の昼間で、他に墓参りに来ている人など誰もいなかったのは心理的には幸いだった。

とまあ、こんな若いころのお話もたまにはいいですか。
author:ロダン, category:読書, 23:59
comments(0), trackbacks(0), pookmark
「百年の孤独」
秋山さんの日記で知った、ガルシア・マルケスの小説。
この世で本を1冊だけ選ぶとしたら、とかそんな感じの記述だったような。
4月のオフ会の時点で3分の1ほど読んでいて、
よくわからんのですけど、みたいなことを秋山さんに話した。
ちょうど近くにおられた特気さんとも話をした。
その特気さんからも賛辞の言葉。
読んでいればそのうち私にもわかるのだろう。
1冊3000円近くもしたし、あきらめずに読むことに。

今日、数か月かけてようやく読了した。
結論。
私にはやっぱり何がいいのかよくわからん。
そもそも話自体がありえない話のオンパレードだし、
最後まで私の頭にはすーっと入ってこなかった。
しかし、ノーベル文学賞も受賞し、「世界傑作文学100」とかにも選ばれている。
どう考えても読み手の能力に原因があるとしか思えない。
「猫に小判」とはこういうときに使う言葉なのだろう。

誰か読んで感想を聞かせてください。

※余談
フリー百科事典ウィキペディアの「百年の孤独」の項目には間違いがあるのではないか。
第四世代に、レナータ・レメディオス(メメ)の名があるが、
彼女は第五世代に入れるのが妥当なはず。
私には書き換える権限はないので、一応この場で指摘するにとどめておく。
author:ロダン, category:読書, 23:59
comments(0), trackbacks(0), pookmark